Fellowship News No.65

Fellowship News 第65号をお届けいたします。

〔法改正〕■配偶者控除及び配偶者特別控除の取扱いについて

平成29年度税制改正により、配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しが行われ、配偶者控除及び配偶者特別控除の控除額等が改正されました。
この改正は、平成30年分以後の所得税について適用されます。

これに伴い、毎月の給与での源泉徴収税額計算の際に使用する、配偶者に係る扶養親族等の数の計算方法も変更されることとなりました。

(1)「控除対象配偶者」の定義
今回の改正により、「控除対象配偶者」の定義は以下のように変更になります。

同一生計配偶者
居住者と生計を一にする配偶者で、合計所得金額が38万円以下である人。
控除対象配偶者
同一生計配偶者のうち、合計所得金額が1,000万円以下である居住者の配偶者。
源泉控除対象配偶者
居住者(合計所得金額が900万円以下である人に限ります)と生計を一にする配偶者で、合計所得金額が85万円以下である人。

(2)必要となる準備等

  1. 上記の見直しによって影響がある従業員を事前に洗い出します。
  2. 必要であれば家族手当等に関する社内規程を見直します。
  3. 従業員への上記改正内容の告知、
    「平成30年分扶養控除等(異動)申告書」新様式)の書き方サポート
  4. 申告書類の回収・チェック
  5. 従業員情報の変更作業(Fellowshipへの登録)

(3)Fellowshipシステムの変更内容について
平成30年1月以降の源泉所得税計算において、配偶者に係る扶養親族等の数の計算は、「給与所得者本人の合計所得金額(見積額)」と「 配偶者の合計所
得金額(見積額)」により自動判定を行うように変更となります。
したがって、1月の給与処理までにそれぞれの項目のデータ整備が必要となります。

・給与所得者本人の合計所得金額(見積額)

管理場所
個人の所得税情報「本人の合計所得見積額」
整備方法
1.個人-所得税情報保守画面
2.CSV取込(ID取込)

・配偶者の合計所得金額(見積額)

管理場所
家族情報の「扶養親族」区分、「所得の見積額」
※既存項目ですが、配偶者の場合の入力条件が変更となります。
整備方法
1.個人-家族情報保守画面
2.CSV取込(ユーティリティ)
3.Web家族変更届(諸届サブシステム導入の場合)

平成30年の年末調整計算にも変更がありますが、現時点では未対応となっております。

(4)配偶者の合計所得金額(見積額)の入力条件について

Fellowshipシステムの詳しい設定方法等につきましては、改めて弊社の担当者よりお知らせさせていただきます。
詳しくは下記URLをご覧ください。

◇配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しについて(国税庁HP)
http://www.nta.go.jp/gensen/haigusya/index.htm

◇平成30年分以降の配偶者控除及び配偶者特別控除の取り扱いについて
http://www.nta.go.jp/gensen/haigusya/pdf/03.pdf

展示会出展のお知らせ

今年は、下記2つの展示会に出展いたします。
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りくださいませ。

1. FIT2017

東京国際フォーラムにて行われるFIT2017に、
パッケージシステム「Fellowship」シリーズを出展いたします。 

【展示会名】
FIT2017 金融機関のための人事・研修フェア 
http://fit.nikkin.co.jp/

【開催日時】
2017年10月26日(木)~27日(金) 10:00~18:00

【出展システム】
Fellowship 人事・給与・就業
人材育成サブシステム
Fellowship明細配信サービス 他

また、セミナーも開催いたします。(事前登録制ですのでご注意ください)

  • セミナーNo.
  •    G405-03
  • テーマ
       『金融機関様向け人事・就業システム導入事例ご紹介~過重労働対策・生産性向上~』
  • 日時
       2017年10月26日(木) 13:30 ~ 14:30
  • 会場
       ガラス棟(G棟)4階 G405

【会場・ブース】
東京国際フォーラム ホールE ブースNo.人-11(人事・研修フェア)
会場へのアクセスはこちらをご確認ください。

FIT2017 金融国際情報技術展 人事・研修フェア

2.ふくいITフォーラム

 

【展示会名】
ふくいITフォーラム2017 
http://www.e-fas.net/itforum/

【開催日時】
2017年10月26日(木)~27日(金)10:00~17:00

【出展システム】
Fellowship就業
Fellowship明細配信サービス 他

【会場・ブース】
福井県産業会館 ブースNo.I-22
会場へのアクセスはこちらをご確認ください。
※テクノフェア2017との同時開催になります。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

Fellowship News No.64

Fellowship News 第64号をお届けいたします。

〔法改正〕■厚生年金保険の料率改定

平成29年9月分(同年10月納付分)から平成30年8月分(同年9月納付分)までの料率は下記の通りとなります。

平成28年9月(10月納付分)~ 18.182%
平成29年9月(10月納付分)~ 18.300%

給与システムでは、9月の給与計算前までに社会保険料率の変更が必要です。
翌月徴収のお客様は、新しい料率での徴収は10月からとなりますが、9月末日退職者がいる場合、1カ月分は9月分の保険料率で計算する必要があるため、事前に料率を登録することをお勧めいたします。
また、当月徴収のお客様は9月給与から、保険料率の改定が必要です。

◇社会保険料率変更の手順(PDF)
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201709shaho.pdf

◇標準報酬月額変更の確認(PDF)
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201209hyojun.pdf

詳しいことは下記URLからご覧ください(日本年金機構)

◇厚生年金保険料額表(日本年金機構 一般・坑内員・船員一般の被保険者)
http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/gakuhyo/20170822.files/1.pdf

尚、厚生年金基金に加入する方の厚生年金保険の保険料率は、一般の被保険者又は坑内員・船員の被保険者の区分に応じた保険料率から、免除保険料率(2.4~5.0%)を控除した率となり、基金毎に定められています。
※免除保険料率及び厚生年金基金の掛金については、加入する厚生年金基金にお問い合わせください。

Fellowship News No.63

Fellowship News 第63号をお届けいたします。

〔Topics〕新元号対応について

ニュースでも取り上げられている通り、新元号への変更が予定されています。
新元号に関する弊社のシステム対応につきましては、以下を予定しております。

  1. 新元号の告知情報に基づき、システム改修作業を行いご提供いたします。
  2. システムの入替作業は、弊社担当が訪問して実施いたします。
  3. 対応にかかる費用は、実費相当分(旅費交通費・作業費)をご負担いただきます。

詳しい内容につきましては、弊社担当までお問い合わせいただきますようお願いいたします。

Fellowship News No.62

Fellowship News 第62号をお届けいたします。

〔機能紹介〕賞与処理時の注意点

賞与作業のチェックリストをまとめました。「賞与の初期処理前にしなければいけないこと」「賞与の結果保守の方法」等お問い合わせの多い事項を中心にまとめました。

○賞与作業チェックリスト・よくある質問(PDF)
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201705syoyo.pdf

★賞与支払届をCDで提出するときは(PDF)
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201705shiharaitodoke-cd.pdf

〔機能紹介〕住民税額の更新時期です

市町村から住民税のお知らせが届く時期です。住民税の更新手順は次の通りです。

  1. 市町村コードの更新(6月1日時点のものを、納付先に更新)
  2. 住民税額のクリア
  3. 住民税額の入力(取込)
  4. 住民税額の確認

下記URLから操作説明資料をダウンロードできます。

○eLTAX税額通知取込または返却FD取込のお客様向け
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201705juminzei.pdf

○住民税を12ヶ月分管理しているお客様向け
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201705juminzei2ki.pdf

○住民税を2期分(6月、7月以降)管理しているお客様向け
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201705juminzei2ki.pdf

また、個人コードと年税額を入力すると、各月の税額の計算をするエクセルシートを作りました。300人分まで式が入っています。給与システムに取り込むレイアウトに合わせたデータも別シートに作成されます。

住民税入力エクセル
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/updata/juminzei300.xls

Fellowship News No.61

Fellowship News 第61号をお届けいたします。

〔法改正〕雇用保険料率改定

平成29年4月から雇用保険料率が引き下がります。
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの雇用保険料率は以下の通りです。

変更前 変更後
労働者負担 4/1000 3/1000
事業主負担 7/1000 6/1000
全 体 11/1000 9/1000

4月給与の計算前(3月給与繰越後、3月決算賞与等の繰越が終わった後)
4月月例給与計算の[計算処理]の前までに次の作業をお願いいたします。

  1. 雇用保険料率の変更
  2. 雇用保険被保険者の免除設定

(当月徴収のお客様は3月給与前に保険料率を改定する必要があります。)

○1・2の作業手順
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201704koyouryouritu.pdf

○平成29年4月から雇用保険料率が引き下がります(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000159618.pdf

〔法改正〕子ども・子育て拠出金率改定

平成29年4月1日から子ども・子育て拠出金率が引きあがります。
改定内容は以下の通りです。

平成28年4月1日~ 平成29年4月1日~
0.2% 0.23%

当月徴収している場合は、4月給与の計算前までに料率の変更をお願いします。
翌月徴収している場合は、5月給与の計算前までに料率の変更をお願いします。

○変更手順
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201704kodomoryouritu.pdf

○平成28年10月分(11月納付分)からの厚生年金保険料額表(日本年金機構))
http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/gakuhyo/0921.files/1.pdf

〔編集後記〕

先週末の休日、私の出身校がモデルとなっている映画を見に行ってきました!
チアダンス経験のない女子高生が全米のチアダンス選手権で優勝するという実話です。どんな環境や立場でも、夢や目標を持って取り組めば夢は叶う、目標は達成できるという王道ストーリーです。

学生時代にお世話になった先生の役を有名女優さんが演じているのは、とても不思議な感覚でしたが、映画化されるほどの偉業を成し遂げた先生や学生の皆さんがいる学校が自身の出身校であることを誇りに思いました。

気付けば三十路、一生懸命打ち込める「何か」を見つけることも中々難しいなと感じますが、まずは夢ノート(自分の叶えたい夢を記したノート)を書いてみよう!と決意した、そんな休日でした。

Fellowship News No.60

Fellowship News 第60号をお届けいたします。

〔法改正〕健康保険料率及び特定保険料率の改定 (協会けんぽ)

平成29年度の協会けんぽの健康保険料率は、本年3月分(4月納付分)からの適用となります。

保険料を翌月徴収している場合、新しい料率の適用は4月からとなりますが、
以下の点から事前の登録をお勧めいたします。

  1. 3月末日の退職者の1か月分は改定後の保険料率で計算する必要があります
  2. 期末手当等賞与の支払も改定後の料率で計算する必要があります

(当月徴収のお客様は3月給与前に保険料率を改定する必要があります。)

○料率の変更手順はこちら
http://support.ccu.co.jp/users/fsnews/pdf/201703shaho.pdf

○平成29年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます(協会けんぽ)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3130/h29/290210

○協会けんぽの特定保険料率及び基本保険料率について(協会けんぽ)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/1936-295

※健康保険組合のお客様は、健康保険組合の案内に合わせて料率の変更をお願いいたします。

Fellowship News No.59

明けましておめでとうございます。
本年もFellowship Newsをどうぞよろしくお願いいたします。

〔Topics〕新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

福井は、雪のない穏やかな正月でした。
これを喜んで良いものかと疑問に思いながら、初参りで乾いた道を歩きました。
福井では、毎年水分を多く含んだボタ雪と呼ばれる重たい雪が降ります。
岩手の友人の話では、近年このボタ雪がどうも北上して苦戦しているようです。

さて、昨年はマイナンバー制度の対応に伴う給与計算システムへの機能追加や、ストレスチェックのサービスを開始するなど、新しいことに取り組んでまいりました。今後もより一層お客様に喜んでいただける快適な情報システムを提供してまいります。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

最後に、皆様のご健勝とご発展をお祈りしてご挨拶とさせていただきます。

代表取締役 青山 博喜

〔Topics〕平成29年1月給与計算前のお願い

1月給与計算処理前までに次の作業をお願いいたします。

  1. 税額表の変更(重要:平成29年1月給与から適用)
  2. 扶養人数の更新
      ●家族情報を整備されているお客様
  1. 税額表の変更(重要:平成29年1月給与から適用)

前回お知らせいたしました所得税改正により、1月給与計算から税額表が変更となります。
平成29年1月1日以後に支払うべき給与等の源泉徴収の際には、「平成29年分源泉徴収税額表」を使用することになりますので、1月給与計算前に今一度ご確認願います。

税額表の入替えにつきましては、弊社担当とご相談お願いいたします。

○平成29年分の給与の源泉徴収事務(国税庁HP)
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/nencho2016/pdf/72-75.pdf

○平成29年分 源泉徴収税額表(国税庁HP)
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/zeigakuhyo2016/data/all.pdf

  1. 扶養人数の更新

家族情報に変更がなくとも、年齢によって扶養人数の変動が発生します。
下記の実行先で、扶養人数の見直しと変更作業が必要になります。

●家族情報を整備されているお客様
給与システム→ [個人情報]→[一括設定]→[家族情報取込]

〔編集後記〕

前回お知らせいたしました所得税改正により、1月給与計算から税額表が変更昨年より50人以上の事業場で義務化されたストレスチェックの支援サービスを開始し、営業の担当をしておりました。
メンタルヘルス対策は企業にとって非常に重要なものであり、低価格でご担当者様のご負担とならないようなサービスであるべきだと考え、取り組んでまいりました。

本年もお客様の立場にたちより良いご提案ができるよう精進して参りたいと思います。
(青山)